保元の乱

今晩の平清盛は「保元の乱」か。

予告編を観ると、鎮西八郎為朝の強弓が炸裂するようで楽しみだ。
保元物語」は為朝の絶倫の武勇を称える話で、一方の清盛はその強弓を恐れて、為朝の守っている門を迂回する様を、滑稽に描いている。それは「平治物語」が鎌倉悪源太義平を主役にしているのと同様に、鎌倉時代に書かれた書物だからどうしようもない。司馬遷史記も全編を通して客観的な視点で書かれているが、漢祖の評価が著しく甘いのと同様だ。

保元の乱」の平清盛も、平氏の頭領として恥ずかしからぬ働きがあったのは間違いはないと思っている。



鎮西八郎為朝